加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は、視力で一番重要な黄斑という部分が障害される病気です。「滲出型」と「萎縮型」があり、「滲出型」は、新生血管というひ弱な血管が出現し、出血することで網膜に障害がおこるタイプです。進行が速く急激に視力が低下します。また、「萎縮型」は、網膜の細胞が加齢によって変性し、老廃物が蓄積して栄養不足になり、その結果、除々に萎縮するタイプです。進行が穏やかなので進行するまで気づかない方もいます。
加齢黄斑変性の原因
- 加齢
- 喫煙
- 紫外線 など
加齢黄斑変性の症状
- ものがゆがむ
- 視力が低下する
- 中央が見えづらい など
治療について
滲出型黄斑変性の場合は、抗VEGF薬を眼内に投与する方法や、光線力学的療法（PDT）などでおこないます。当院では、抗VEGF薬での治療を行っております。
